スターウォーズ戦闘機の解説

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スターウォーズの、戦闘機の解説です。
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まず初めに、両機の設計思想を探ってみよう。
Xウイングは単独での長距離移動が可能なハイパードライブを搭載しており、これはハイパースペースから突然現れて攻撃を加えると
いう、反乱軍の主戦法であるゲリラ戦や奇襲といった職法に適している。また、大型艦船をほとんど持たない反乱軍においては、移
助時にすべての戦闘機を格納出来ないという状況下での戦闘を可能にするために必須の装備でもあろう。武装は対戦闘機用のレーザー
砲と、対艦船・対地攻撃用のプロトン魚雷を装備し、あらゆる作戦に汎用的に使用出来る。このようにXウイングは物資や人材が不足しがちな反乱軍の事情を反映した「量より質にという考えで設計されている。

対するTIEファイターもまた、帝国の事情をよく反映したものとなっている。帝国軍の主なな職略は圧倒的な武力による制圧であ
り、戦場への移動はスター・デストロイヤーなどの大型艦艇を使用するためヽ戦闘機の航続距離は重要視されていない。そのため、TIEファイターは活助地域を限定した局地戦闘機として股計され、球形のコックピットの他は最少限の代装と駆動装置のみでと考えられる。いくら1機ごとの性能が良くても、それの製造や維持のために経済的に大打撃を受けてしまうのでは、戦争は負けだ。切り札となるべきXウイングが、実はかえって彼らの首を絞めているのである。いつまでもXウイングにこだわるローグ中隊には、多いに反省していただきたい。

戦闘機というからには、戦闘を行うための武装がなににも増して重要であることは言うまでもない。それぞれの武装を比較すると徹底的な簡略化、軽量化によって生産性の向上と低コスト化を図っている。1対1で勝てなくても、10対1で勝てばよいという、物資や人材の豊富な帝国軍ならではの「質より量」という考えである。