映画好きの部屋にファブリックパネル

リラックス効果のある緑や青などの映画Tシャツデザインのファブリックパネルを使って
 暖色の興奮作用とは逆に、寒色には沈静作用、高ぶった気持ちを静め、精神を安定させる効果があります。寝室のようにリラックス感が求められるスペースには最適の色で、ファブリックパネルやカーテンなどのファブリック類を青に変えるだけでも効果が。ただ、あまり青を多用すると冬は寒々しい感じがして逆に眠りづらくなることも。
 失敗が少ないのは緑色。野山や木々などを連想させる緑も心理的なリラックス効果があり、黄緑などの中性色(暖色と寒色の間の色)なら季節を問わず快適です。

全体を変えるのは大変でも、ファブリックパネルに食欲増進カラーを使えば食卓を楽しいムードにできます。食器などのテーブルウェアもオレンジ色にすれば、より効果的でキュート
楽しく食事のできる食卓にするには?
黄色や黄みがかったピンクもヘルシーなイメージの色。このお宅は黄色のファブリックパネルに合わせてイスの色も統一。食欲をそそるのは暖色なので、食卓の照明は蛍光灯よりもあたたかみのある白熱灯がベター。

夏は涼しく、冬は暖かく感じられる中間色の黄緑色を壁と小物に使ったサニタリー。水まわりのひんやり感が黄緑色によってやわらいだ。
夏は涼しげ冬は暖かく感じられる色を
 清潔感やさわやかなイメージが求められるバス、サニタリーなどの水まわりには、ブルー系の寒色がよさそうに思えますが、ひんやりとした印象が強調され、冬場はとくに寒々しい雰囲気になりがち。
 水まわりをさわやかにしたいのなら壁やタイルに黄緑色を使ってみては。黄緑は寒色にも暖色にも属さない中性色なので夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。
 しかも植物の緑を連想させるのでリラックス効果もあり、黄緑色のバスルームなら心身ともにリフレッシュできます。

オレンジや黄みがかったピンクがおすすめ
 食欲を増進させる効果のあるオレンジや黄みがかったピンクのいファブリックパネルダイニングやキッチンなど食卓まわりに使えば、食事の時間がぐっと楽しくなります。ただオレンジもピンクも主張の強い色なのでテーブルクロスやファブリックパネルなどにポイント的に使いたいもの。
 とくにオレンジはトーンに気をつけないと安っぽい印象になることもあるので、少し渋めを選ぶといいでしょう。
 また同じピンクでも青みがかったピンクは時として病的な印象を与える食欲減退色です。