スターウォーズ監督ジョージルーカスの戦い5

ゴッドファーザーのロゴ風スターウォーズ ダースベイダーTシャツ
starwas T-shirts (5)
 1977年、全世界を巻き込み一大ブームを起こした『スターウォーズ』は、巨万の富をルーカスに与えた。それは映画の収益とマーチャンダイジングによる収益によってもたらされたものであった。
そして彼の頭の中には、映画作りをするための理想の環境「スカイウォーカーランチ」の構想が膨らんでいた。これは山に囲まれた牧場で、そこには映画作りに関するすべての設備が整っており、宿泊も出来、仲間たちと語り合う場も提供されるというルーカスの夢であった。(『ジェダイの復讐』の完成後、彼は「スカイウォーカーランチ」を設立する)。だが、夢の実現に近づいてきた時に、彼はある決断をしてしまう。「監督業から引退する」というのだ。そう、彼はすでに我慢の限界を超えていたのだ。
 『アメグラ』の大成功にもかかわらず、ルーカスの新作『THE STAR WARS』はどこの映画会社にも売れなかった。もちろん、各スタジオの企画担当重役たちもバカではない。ルーカスという男のとてつもない才能に大いに魅力を感じていた。ただ『SF』は困る、というのだ。『スターウォーズ』が大ヒットしたとき、その企画を「蹴った」スタジオの担当者はハリウッド中の笑い者になった。だがそれを言ってはかわいそうだ。彼らは職務を果たしたのである。彼らは芸術家ではない。何千という社員を抱える企業の命運を決める映画の企画を判断するという、大変胃の痛くなる仕事を任されて
いるビジネスマンなのである。非難されるべきは、ビジネス中心の映画製作スタイルを守り続けているハリウッドなのだ。

SHARE Share on Google+Tweet about this on TwitterShare on Facebook